あんぽんたんの日記

四半世紀生きました

茨城より愛を込めて

特に込めるような愛もないがこのタイトルである。2年ほど茨城の辺境に滞在したのでそのことについて。

プライベート。無。

https://1.bp.blogspot.com/-vsrjLB8Wyng/YEGP_R749_I/AAAAAAABdck/-khfythfWqU5wb6X4FzfzeaJVhIztvByACNcBGAsYHQ/s896/buranko_boy_sad.png

現在働いている現場では、やたらに忙しい時期が長く続いていた。毎日2時間から3時間に及ぶ残業、異様に多い夜勤シフトが体を徐々に蝕んでいったような気がしてならない。そして工場と自宅の往復。時間的にも体力的にも致し方ないが、何も記憶に残らない時間を過ごした気がする。このままだとなにもない日々に埋もれながら、工場の中で老いさらばえていく気がするので転職を考えている。

彼女作りなよ!

そんな中でも発生したエピソードが一つ。

職場の先輩と起伏のない日常についての話をしていたところ、彼女を作ったら生活に刺激ができるに違いないという話になり、なんやかんやで職場にいる女性従業員の知り合いを紹介してもらえるかもしれないという流れになった。

自分のあずかり知らぬところで話が進んでいくうちに、相手がこちらの顔写真を要求してきた(らしい)。

反射的に嫌悪感が走る。

一方的に相手の顔写真を要求する無神経さは、おそらく好きになれない。しかし話を進めてしまった以上ここで引き返せないと思い、仕方なく職場の休憩所で間抜けな顔面を撮影してもらい送ってもらったところ、「面白そうだけど、車ないのはちょっとむり」との回答だったらしい。

顔関係なくね?車がないのもさることながら、顔も好みじゃなかったのだろう。面白そうとかいう雑なフォローはイライラポイント高めである。ああ、あの愚かな顔写真も知り合いやらに晒されて公開処刑されているのかと思うとなんだか具合が悪くなってきた。

結局、散々一方的に情報を引き出された挙句こっちが知っているのは相手の年齢だけ。マッチングアプリ以下の扱い。無念。

さすらいの地を求めて

上記の件は車がないことが一応決め手となったみたいだが、今の状況に車だけ付け足したとしても何か劇的な変化があるとは思えない。せいぜいイオンモールに行きやすくなるくらいが関の山だろう。豊富な人間関係を持っていて、車だけが足りないという状況ではないのだから。

ちなみに免許はある。なんなら大型二輪にも乗れる。それでいて自転車をこぎ続ける理由は、過去に事故を起こしてから運転していないことと、維持費の問題が大きい。一人身の上、休日にする買い物と暇つぶしくらいにしか用途がない鉄の塊にいくらも掛けたくないので未だに車は買っていない。

電車で難なく生活できるくらいの発展はしている土地の方が自分には合っているのかもしれない。

しかし、そうして住居を変えたとしても仕事の問題は何も解決してない。いつまでも工場での肉体労働を続けたいとは思わないが、なんの指針も見いだせない以上どこにも踏み出せない。それでも生活に際しての収入は必要なので場当たり的に作業所を選んでは年を重ねることを繰り返しているのが現状。なんだか書いてて憂鬱になってきた。

単純反復不熟練労働は、それに従事する労働者を企業から離れ難くさせる。

 

そういえば、あまりに暇なので1年半くらい前から始めた金融投資はトータルで90万くらいプラスになった。特にFIREだとか老後資金だとか深いことは考えていない、ただ増やせるから増やしただけ。個人的には60歳まで生き延びないと受け取れない年金システム(個人年金iDeCo)やら、しょぼすぎる金利の銀行預金よりは有益だと思っている。

ところで、最近なんとなくチャートを眺めていたら、自分が小学生くらいの頃に見かけた日経新聞を睨んでいるおっさんにどんどん自分も近づいてきているような気がした。

最近読んでよかった本

題名からしてふわふわしたことが列挙されているに違いないと思っていたが、読んでみると片付けコンサルタントを実施していた著者の経験談も踏まえてあり、とても充実してた内容になっていた。

この本に影響され、人生をときめかせるために早速週末に片付けを敢行した。ほとんど手荷物だけで今の住居に越してきたのだが、思いのほか物が増えていることに気が付く。特に本は180冊ほどあり、かなりのスペースを占有していた。

人生って複雑だね

荷物は増えてゆくの いらないはずなのに

片付けながらYUIのSimply whiteをなぜだか思い出した。あぁ、ほんとにその通りだなぁ。