あんぽんたんの日記

四半世紀生きました

陰謀論の意義

おっさんと陰謀論

先日ドラッグストアで買い物をした後に自転車置き場へ向かうと、小太りで50前半くらいのおっさんに

 

「やっぱ自転車はかごがあるほうがいいよなぁ~」

 

と話しかけられました。

どうやら自分が乗っている小型のロードバイクには、ママチャリの様にかごがついていないので買い物の際に少々不便だとのこと。

こんな風に何気なく見知らぬ人と話すことが新鮮に感じられたので、思わずテンションが上がりおっさんと1時間くらい立ち話をしました。

 

その辺の人にアトラクション感覚で話しかけたら面白い世界が見えるかもしれない。ふとそう思いました。

 

おっさんと会話の流れは自転車の話から始まり、すぐに昔話になりました。

 

「昔は個人商店ばっかりでなぁ・・・」

 

おっさん曰く個人商店が並んでいた昔のほうが、近隣住民の繋がりが強くみんな気軽にコミュニケーションをとっていたので、町全体に活気があったとのこと。

ふむふむと聞いていたら、いつしか会話は社会的なことに移っていきました。

 

中国共産党がなんたら、工作員がなんたら、CIAがなんたら、サイバー戦争がなんたら、第3次世界大戦がなんたら」

 

https://www.sankei.com/resizer/Kt0jW8BuiowLyrfEXVvGDjvdC6M=/730x0/smart/cloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com/sankei/ZNJNHBPPEROFRKK2Z3Q5CQZFYI.jpg

 

目がキラキラ輝いています。

面白半分で最近読んだマルクスの話を放り投げたらウッキウキで乗ってきました。

 

次第に僕の興味はおっさんの話ではなく、おっさんの生態に移っていきました。

風貌的に結婚や子供と無縁で年を重ねていたとして、この年まで来たらエネルギーや興味の矛先が陰謀論のようなものに行き着くのもなんとなく理解できました。

 

僕自身いわゆる陰謀論(秘密結社とか)のような話にはあまり興味が無く、そこまで夢中になる理由が理解できなかったのですが、現に目の前のおっさんの日常を彩っているのを目の当たりにして陰謀論も捨てたものじゃないなと思いました。

平和で退屈で代わり映えの無い日常のスパイスになるもの、それが陰謀論なのかもしれません

 

最近僕の母親も占いにはまり始め、算命学についてなにやら熱っぽく語っていましたが、ある程度の年齢まで行くと人間は観念的なものに近づいていくのでしょうか。

占い、宗教、精神世界、スピリチュアル、自己啓発...

昔占い師に手相を見てもらった際、この人達は猿やゴリラの手相を見ても同じように運命的なアドバイスを授けるのか疑問が湧いたのを思い出しました。

 

帰り際おっさんに

 

Twitterでみんな情報がでてるよ!お兄さんも気を付けな!」

 

とアドバイスをもらいました。

 

はい、気をつけます(何に?)