夏終わってんじゃん
それでは聴いて下さい。森山直太郎で「夏の終わり」
夏っぽいことなんもしてないなーと毎年恒例の呟きが頭の中でこだまします。
しかし冷静になって思い返してみたら夏っぽいことをしたことのほうが人生では少ないかもしれません。
花火大会も夏祭りもしばらく行ってないし(今年は自粛しているようですが)、浜辺のギャルを追いかけたこともないし、BBQは人生で1回したようなしなかったような...
いわゆる「夏っぽい」ことには縁がないようです。
ここ最近は毎日うどんか牛丼を食べ続け、自転車で5~10kmを走り続けていたら体重が3kg減りました。BMIは18です。
8月の中旬くらいまであまりの暑さに希死念慮*1がとめどなく湧いて来ていたのですが、最近涼しくなってきて生きる希望が湧いてきました。
最高の人生の見つけ方
ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン主演の映画です。
ちょっと前に一日一本映画を見ようと決心した時に見たうちの一つです。
結局その試み自体は20作品くらいを鑑賞して終了しました。
あらすじ
ワンマン社長と自動車修理工である2人の老人が余命宣告をされ、病室で相部屋になり、死ぬまでにやっておきたいことをリストアップしてそれを達成する為に旅に出る話です。
そのリストは棺桶に入る前にやりたいことを列挙しているので「棺桶リスト」と作中で呼ばれています。
実際にやってみた
とりあえずルーズリーフを取り出して書いてみようとしたら大して書くことがありませんでした。
やりたいことも行きたい場所も食べたいものも特にない...。強いて言うなら引っ越したいぐらいでしょうか。
落書きして紙が一枚無駄になりました。
小学生くらいのときに同じようなことを考えた際にはあらゆる願望が噴出したのですが、今はそこまで執着するものがないようです。
「来世こそは~」みたいなことを呟かずに済みそうなので安心しました。
セネカの「人生の短さについて」より
過去を忘れ、現在をおろそかにし、未来を恐れる人たちの生涯は、きわめて短く、不安に満ちている。この哀れな人たちは、死が間近に迫ってから、自分が長い間ただ多忙なばかりで、なにも意味のあることをしてこなかったことに気がつく。しかし、その時にはもう手遅れなのだ。
「意味のあること」を成しているかは自信がないですが(そもそも意味って何なのでしょうか)、多忙でないのは確かです。
どうせ死ぬのだからと投げやりな考えではなく、確実に迫る死を想像することは自分を自由にすることなのかもしれないと思いました。
限られた時間を逆算して重要なことに時間を割けますからね。
*1:死にたいと願うこと。