あんぽんたんの日記

四半世紀生きました

男のオナニー分析論!

男はなんのためにオナニーをするのか

オナ禁に励んでいたときに強く感じた疑問である。

 僕は謎の義務感(?)に追われてオナニーすることがあったので、快楽の為とは言い切れなかった。なんでわざわざテストステロンの濃度を下げてまでオナニーをして、倦怠感を味わっているのか不思議だったのである。

 そこでネットで調べてみたのですが、オナニーに関してのメリット、デメリットはたくさん書いてあるのに、その行動原理についてはあまり情報が多くなかったので僕なりに調べてみました。主に進化生物学、ヒトを動物とみなす観点からの意見になります。

受精の確立を上げるため

男性の睾丸に溜まっている精子は一定間隔(年齢により異なる)で満タンになるので、受精させる能力の低い古い精子を排出するためにオナニーをしているといわれています。

 ここで重要なのが、古い精子と新しい精子を体の方はしっかりと認識して排出しているということです。次に女性の体内に精子を排出する際に、もっとも受精に適した割合を維持する行為といえます。

 なので古い精子を排出するオナニーと、新鮮な精子を排出するセックスを男性の体は認識しているといえます。

要約すると

 

男性の体は、セックスとオナニーを区別して排出する精子をコントロールしているので、同じ射精でも両者の中身は違う。

 

ということになります。 

 古い精子にも女性の子宮頸管(正確には粘液の編み目)にとどまってあとから進入してくる精子(他の男の)をブロックする役割があるのですが、全て古くなってしまうと新鮮で動きのすばやい精子が不足してしまうので定期的に数を調整しているのです。

f:id:akitaa:20210616015340p:plain

子宮頸管

度を越えたオナニーに関する言及

犬、猿、ねずみ、豚でもオナニーはします、人間が例外ではありません。

 

しかしここで一つ疑問が湧きます。

自分の体調を害してまでするオナニーとはいかに

一日に3回やら4回やら狂ったようにオナニーをしてゾンビのような顔をしている男性はなぜそんなことをするのか。普通に考えると健康にも子孫繁栄にも不利益になるはずの行為です。

 答えはいうまでもなく刺激的だからだと思われます。射精に報酬系のホルモン分泌を伴う快感が付属している以上、学習能力を持っている生き物として、むしろ非常に動物的な行動ともいえます。

 ここに関して、発達してきたアダルトコンテンツの在り方が過度なオナニーを推進してしまっている感じは否めないです。

男をオナニーに駆り立てる社会

視覚に依存する男の性欲は商売になる。

過去にある出版社が、女性向けに男の裸を掲載した雑誌を刊行していたらしいのですが、全く売り上げが伸びずに廃刊になったそうです。

ちなみに購買者の多くがゲイだったということです。

 

しかしターゲットが男となると当然話は変わってくる。

 

 グラビアとかアニメとか漫画とかアダルトビデオとか。そして今では多くのアダルトコンテンツが無料で見れるのですが、そのサイトにはおびただしい広告(うざい!)が貼られているのである。

 狂ったようなオナニーは、男の性欲に依存したビジネスによる現代病理ともいえそうです。

男の方が性欲が強い?

マルサスの「人口論」より

男女間の性欲の強さは、あらゆる時代をつうじてほとんど一定であり、代数の用語を用語をいえばそれは既知数*1といってよいだろう。

現在世界の人口は、80億人に届こうとしています。性欲そのものを遺伝子を保存する装置のようなものと考えると、人口の推移から見て両者にそこまでの差があるとは考えずらいと思います。

 その「嘘」に関する言及を、岸田秀さんの「唯幻論始末期」より

なぜこのような嘘ができあがったかというと、性本能が壊れて種族保存へと繋がる正常な成功に興味を失った人類の男女をしてなんとか性交に興味を持たせるため、性器の構造上、性的に興奮してなくても受動的に性交される(やられる・やらせる)ことが可能な女の性欲をないがしろにして、性的に興奮して男性器が勃起していないと性交出来ない男の性欲をもっぱら重んじざるを得なかったからではないかと考えられる。

男の性欲自慢、その強さを求める風潮もこのビジネスに一役買っていると思われます。これだけの精力剤が世の中にあってその多くは男性向けです。

最後に

ざっくりまとめてしまうと

 

オナニーとは種の保存戦略の一つ。しかも金になる。

 

ということになりそうです。

 いつも冗談として扱ってきたオナニーと真剣に向き合ったとたん、社会問題にまで波及することとなりました。

 

ここまで参考にしてきた参考文献です。 

特に「精子戦争」は日常の視点から不倫などの性行動を解説しているので読み物としても面白かったです。

*1:方程式などで、すでに値が知られているか、わかっていると仮定される文字や数