あんぽんたんの日記

四半世紀生きました

職業訓練の選考に落ちました

以前の職業訓練の続き

この間の記事の続きとなります。

otuyanioyatsu.hatenablog.jp

 

お祈り

先日受けた職業訓練の選考に無事(?)落第致しました。

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今後の活躍に期待してくれるそうです。ありがとう。

 

金髪で面接に行ったせいなのか、時速60kmで全長130mの電車が120mのトンネルを通り抜けるのにかかる秒数を答えられなかったからなのか、新卒で入った会社を辞めた理由を聞かれたときに「満員電車がきつかったからです」と馬鹿正直に答えたからなのか。真相は永久に分かりません。

 

しかしこれは不合格ではない、無職に合格したのだ。ちなみにこれ以前に受けた飲食店のバイトも落ちました。家で寝ているだけでなく行動で無職を証明しています。

 そこまでショックはないです。昔からバイトに落ちたり就職試験に落ちるたびに安心して、逆に新卒で就職試験に受かった時は、のこりの学生生活を執行猶予のような憂鬱な気分で過ごしていました。

 ちなみにハローワークのおばさんに聞いたら、最終的な応募人数は27人だったそうで15人の募集から計算すると1.9倍の倍率です。

暇つぶしぐらいの感覚で受験した僕が落とされるのもうなずけますね。

プー太郎の受け皿はいかに

就職に必死にはなれないが、人間ただ生きているだけでも金がかかる。ですが「仕方なく」面接やら就職活動に挑む姿勢というのはやはり好かれない、形だけでも誠心誠意働く姿勢を企業は求めているのです。

 しかしどうしても必死になれない、やる気が出ない人間の受け皿って少ないとおもいました。ただある日突然産み落とされただけなのに...という全人類共通のいいわけも駄目。与えられた環境で、社会の通念に沿って努力する人間がみんな好きなのだと思います。

 中島義道さんの「働くことがイヤな人の本」の一文

「自分のやりたいことがきっと何か一つあるはずだ」というお説教は、正真正銘の嘘だ。ほとんどの人は目を皿のようにして見つめてもそんなものは見つからない。さまざまな要因が絡み合い、不運が重なり合って、なんの生きがいも感じない仕事、ただ金をもらうだけの仕事に従事しているのである。

まさにこの通りだと深く納得します。